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園長の保育雑談

  • 2024年10月31日

親子で一緒に育てる自立心:子どもの小さな挑戦を応援しよう

子育ての最終的な目標は、「親の手を借りなくても、自分で生きていける力を育む」ことです。これは高校生や大学生になってから始めるのではなく、幼児期から少しずつ意識していくことが大切です。幼い頃から、子どもが自分でできることを増やしていくことで、自信と達成感を得られます。 10月から始まった保護者面談でも […]

  • 2024年9月30日

体力だけじゃない!~運動会で育ついろんなちから~

10月になると、すぐに運動会があります。当園では2歳児クラス以上での実施となりますが、今回改めて運動会について考えたいと思います。みなさんは運動会の目的については、どのようにお考えでしょうか? 園では、運動会をきっかけとして子どもたちに体力をつけてほしいということがあります。ただし、1回きりの「運動 […]

  • 2024年8月30日

小学生が加わって、異年齢保育がパワーアップ!!

当園では夏休み期間中に、毎年小学生がお手伝い保育に来てくれます。今年も小学生が延べ79名ほど、参加してくれました。小学生と園の子どもたちの関わりを見ていると、つくづく「子どもは子どもの中で育つ」ということを実感します。 ともすると私たちは小学校以降の学年(同年齢)をベースにした、クラス単位の集団を当 […]

  • 2024年7月31日

保育士の何気ないスゴいかかわり

今年度の前半、早稲田大学大学院の「言葉の専門家」(言語政策,市民性教育,海外の日本語教育)である福島青史先生(たまたま園長と苗字が同じなのですが、特に親戚というわけではありません)が、すべてのクラスの保育に入っています。 福島先生が先日のコラムで書いて下さったように、うちの保育士の子どもへの関わり方 […]

  • 2024年6月28日

子どもへの寄り添いはどうして大事?3つのポイント

食事の前に、子どもが夢中になって遊んでいるが、大人からすると、このタイミングでやられると食事がどんどん遅くなるから、もう終わりにしてほしい…。あるいは子どもと出かけた帰り道、子どもが立ち止まって、何かを見つめはじめた……大人の方は、早く帰りたくて仕方ないのに……。 こんなケースって、子育てをしている […]

  • 2024年5月31日

「感じる」体験が、「表現力」や「創造性」を育んでいく

端午の節句が近づくと、毎年西戸山公園には、何十匹ものこいのぼりが飾られます。先月、子どもたちとその様子を見にいってきました。たくさんのこいのぼりが風に揺られている姿を見て、子どもたちは歓声を上げて、喜んでいました。 また、この時期の子どもたちは、ダンゴムシに夢中です。地面にある大きな石やプランターを […]

  • 2024年5月1日

安心と挑戦の好循環が、子どもの成長を促します

新年度を迎えて1ヶ月が経ちました。新しく入園してきた子どもたちも、少しずつ園生活に慣れてきました。今月のしずく組・ひかる組の記事には新入園児のAちゃんの姿が書かれています。初めて親から離れて園での生活がスタートしたAちゃんは、最初は担任の先生から離れることすらできませんでした。しかし先生たちがAちゃ […]

  • 2024年3月29日

「遊び」で育つ、目に見えない力

保護者の皆さんは子ども園に、どんなイメージをもっていますか? きっと多くの方は、子どもたちが遊んでいる場とか、生活の場、と思っているのではないでしょうか。 「遊び」というと、大人からすると「娯楽」のような、仕事や日常から逃れた解放的なイメージがあるかもしれませんが、子どもにとって「遊び」はとても重要 […]

  • 2024年3月5日

卒園おめでとう!たいよう組インタビュー

卒園する年長たいよう組さん一人ひとりに、子ども園で楽しかったことをインタビューしてみました。 初めてやった時にこんなおもしろいのがあるのかと思った、マフラーづくりでしょう。初めうまくできなかったけど、だんだん作れるようになった。今7本できて、最終的に10本つくりたい。(Y・Aさん) ぬりえを描くこと […]

  • 2024年1月31日

「交渉する子育て」実践してみませんか?

子どもがおもちゃが欲しくてダダをこねているとき、保護者のみなさんだったら、どうしますか?「そんなこと言うんだったら、置いていくよ!」というのか、それとも「しょうがないなぁ、今度買ってあげるから」というのか、どちらが望ましい関わりといえるでしょうか? ただ厳しくするのも違う気がするし、かといって子ども […]

  • 2023年12月28日

運動遊びでケガを予防!~いろいろな動きを体験しよう~

乳幼児期の子どもは、「運動」が大好きです。これは「食事」や「睡眠」と並ぶ、誰もが生まれながらにして持っている欲求です。ただし、大人がイメージするスポーツのような感覚ではなく、「ただ身体を動かしたい」という気持ちをもっているようです。 子どもはこうした気持ちから身体を動かしますが、それは同時に子どもの […]

  • 2023年11月30日

乳幼児期に大切なのは「先取り」ではありません

仕事でいろいろな保育園・幼稚園を見に行く機会があります。他の園でしばしば見られるのは、小学校以降に学ぶ内容を先取りして教えようとしている光景です。 例えば、逆上がりの練習をしている子どもたちを見かけます。先生が鉄棒のそばに立ち、子どもたちが逆上がりできるように手助けしています。小学校の授業のように、 […]

  • 2023年10月31日

なぜおきる?保育園での子どもの噛みつき

子どもの噛みつきは個人差がありますが、早くて生後6ヶ月を過ぎた頃から見られます。この頃は歯が生えてくる時期で、歯茎がむずむずして痒い、噛む感触を確かめようとするなど成長に関係した原因で嚙みつきが起こることがあります。しかし、乳歯がある程度生えた1歳の子どもや、生え揃う2~3歳の子どもでも、嚙みつくこ […]

  • 2023年9月29日

保育園・子ども園と小学校はどうちがう?

保育園・子ども園は、保護者の方が就労等の理由で子どもを見ることができない間に、子どもを安心して預けることができる場所です。しかしこれは制度としての説明なので、今回は保育園や子ども園は、そもそも何が大事にされている場なのかを説明します。 まずは、小学校との違いを考えてみます。小学校は、国が定めるガイド […]

  • 2023年8月31日

2歳児が発揮した「ニュートラルな関わり方」

先日にじ組(2歳児クラス)では、二人の女の子がおままごと遊びをしていました。一人の子は、お友だちが使っていた道具を使いたかったのでしょう。 ちょっと借りようとしました。するとお友だちは「私が使っているんだから!」と言わんばかりに、道具をぎゅっと握って放しません……。貸してくれないと分かった女の子は、 […]

  • 2023年7月31日

ほんとうの自立とは、依存先を増やすこと!?

うちの園の理念は「自立と貢献」です。乳幼児教育で大事になっていることは、小学校教育の先取りでもないし、何かをできるようにさせることでもありません。むしろ、自分で考えて行動したり、子どもの好奇心や興味を伸ばしたり、友だちと折り合いをつけたりする等の方が格段に重要です。特に「自立」は、乳幼児期に限らず生 […]

  • 2023年7月3日

「自分ごと」として捉える子どもを育てるには……食事の場面の工夫

うちの子ども園では、子どもたちが自分で食べたい量を申告して、食事を受け取る「セミバイキング方式」をとっています。 セミバイキング方式とは、子どもが食べられる量を自分で決められるということです。 具体的には、配膳する先生から「○○くん、これ、どのくらい食べられる?」と聞かれ、子どもが「いっぱい」とか「 […]

  • 2023年5月31日

子どもが自分でできることを増やしていこう!

各クラスの懇談会で、園の考え方や子育てにとって大事な視点を話しました。具体的には、子どもが自分で物事をすすめていく体験を積み重ね、生活の中で「自分でできることを増やしていく」ことについてです。 園生活では、自分の持ち物は自分でロッカーに入れたり、できる限り着替えを自分でやってもらったりと、自分のこと […]

  • 2023年4月28日

子どもはみんなでみると、よりよく育つ!

今回は園で大事にしている考え方を、皆さんにも改めて知っていただけたらと思います。 ≪自立・意欲≫ 赤ちゃんの頃から、子どもが自分でできること、自分でやろうとしていることを大切にしています。大人は、子どもがやろうとすることを邪魔しない、「待つ」、「見守る」、「提案する」保育に努めます。 ≪興味・探求心 […]

  • 2023年4月3日

五感を活用した遊びが子どもの成長には欠かせません

この4月から、14名の新入園児を迎えました。そこで今回は赤ちゃんの育ちにどんなことが大切なのかを考えたいと思います。 生まれてすぐの赤ちゃんは、視力もまだ弱く、表情もなく、モノの動きや音にもほとんど反応しません。二カ月目ぐらいから、上に吊り下げたものの動きを目で追ったり、人の声かけや音に反応しはじめ […]

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