小中高生向け【保育士のおしごと紹介】
目次
ここは、将来、保育士(保育園の先生)になりたい人や、保育園ってどんな場所だろう?と考える小中高生のみなさんのためのページです。
保育士(ほいくし)ってどんなお仕事?
皆さんは、保育園の先生についてどんな思い出がありますか?
「やさしかった」「楽しく遊んでくれた」…そんな思いでがある方も多いかもしれませんね。
実は、「保育」ということばには、子どもを「まもり、そだてる」という意味がこめられています。
だから、保育士はただ子どもの相手をするだけのお仕事ではないのです。
「今の保育園のなかに、危険なところはないかな?」と探したり…
「こんな遊びをしたら、この子どもはどんな反応をするかな?」と想像したり…
「遊びを通して、どんなことを学べるかな?」と考えたり…
こんなことを考えながら、子どもたちと暮らすお仕事なんですよ。
保育士になるにはどうすればよいですか?
保育士になるには、二つの方法があります。
1、保育士になるための学校に入り、さまざまなことを勉強して卒業すること。
高校を卒業した後、保育士になるための学校に入ります。
学校には、短期大学や大学、専門学校などがあります。
2~4年間、保育士として必要なさまざまなことを勉強し、卒業したら保育士になることができます。
2、保育士になるためのテストを受けて、合格すること。
もう一つの方法は、年に2回ある、保育士になるためのテストに合格すること。
全ての科目に合格すると保育士になることができますよ。
けして簡単なテストではありませんが、保育とはまったく違うお仕事から、保育士になった人もたくさんいます。
男の子でも保育士になれますか?
保育士は女の子のお仕事ですか?
保育士に性別は関係ありません!
男性の保育士さんは、今まではだいぶ少なかったのですが、いまではかなり増えています。
大久保わかくさ子ども園でも、たくさんの男性の保育士さんが働いていますよ。
保育士のお仕事にはいろいろなものがありますが、大事なことが「家族」のような存在であることです。
つまり、子どもたちのおとうさんやおかあさん、おねえさんやおにいさんの役になることもたいせつなお仕事の一つです。
では、その「家族」である保育園に、おかあさんやおねえさんばかりになってしまったら、どうでしょうか?
ちょっと、さびしいですよね?だから、保育園の中の「おとうさん役」「おにいさん役」として、男性の保育士さんが増えていくことは、とっても大切なことなんです。
保育士になるために勉強したほうがよいことは?
保育士は、子どもを「遊び」の中で育てるお仕事。
だから、小さな子どもに遊びの楽しさ・面白さを伝えていけることが大事です。
学校のお勉強のようなことは、保育士の学校に入った後でも十分にできます。
それよりも、たくさん遊んで、いろいろな遊びの面白さを知り、遊びのアイディアを自分の中にためこんでください!
それから、自分の好きなことを見つけることも大事ですよ。
例えば歌や、絵を描くこと、踊ること、なんでも構いません。
いろいろなことが、将来保育士さんになったときに、きっと役に立ちますよ。
保育士はピアノがひけないとなれませんか?
ピアノがひけなくても保育士にはなれます。ただ、ピアノがひけると、歌の時間が楽しくなりますよね?
だから保育士の学校では、ピアノを習うところがほとんどです。
でも、ピアノがひけなくても、子どもが歌を楽しく歌うことができれば、なんでもよいのです。
例えば、最近ではギターなどを使っている保育園も増えてきました。うちの園でもウクレレを使って歌う保育士もいます。
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