記事一覧

  • 2025年4月1日

好奇心やワクワク感を育むには?

先日新しくたいよう組になる子どもたちと、ピーマンの種をプランターに蒔きました。この種は園の給食で使うピーマンから子どもたちが苦労して採ったものです。まずは生の種を乾燥させた方がよいと思い、何日か日をあけることにしました。 しかし、次の日から何度も「いつになったら、種を蒔くの?」と子どもたちが言い寄っ […]

  • 2025年3月3日

出会いと別れとにぎやかな3月 特別な3週間……!

新年度が近付いて来ましたが、うちの園では毎年この時期、新クラスでの生活環境にちょっとずつ慣れていくような工夫をしています。 うちの園では0歳・1歳(しずく・ひかる組)、3~5歳児(そら・かぜ・たいよう組)は同じフロアになっています。このため、特にポイントになってくるのは、生活するフロアが切り替わるク […]

  • 2025年1月31日

進級する今だからこそ、生活のルーティンづくりを始めよう!

1月には各クラス保護者懇談会を実施しました。担任から、子どもたちの成長や園生活の様子をお伝えし、保護者の皆様からもお子様の成長について共有いただく貴重な時間となりました。 しかし考えてみれば、子どもが成長するということは、本人が自分でできることが増えていくことであり、大人の手をかける度合いが少しずつ […]

  • 2025年1月6日

職員募集について

ただいま、2025年(令和7年)度に向けて一緒に働く職員を募集しています! 子ども一人ひとりの個性を大切に考え、良質な遊び環境による育ちを目指す保育と、働きやすく・長く働ける職場の両立を目指している園です。 以下に求人情報を掲載しています。気になる方は、ぜひ一度見学にいらしてください! 求人情報 メ […]

  • 2024年12月27日

保育の引き出しを広げよう~ハーブティ作り~

11月号でご紹介した、野原デザイナーの金子さんをお招きし、職員向けにハーブティーとバスボム作りのワークショップを行いました。 まず、園内の植え込みや屋上、テラスにあるレモン、月桂樹、ティーツリーなどの木の葉やローズマリー、ミント、レモングラス等のハーブを取ってきました。レモングラスには消化を助ける効 […]

  • 2024年12月27日

思いやりってどう育てる?

子育てしているほとんどの親は、将来我が子を「思いやりのある子」に育ってほしいと願っていることと思います。しかし、「思いやり」を教えることは、思った以上に難しいものです。 例えば、子どもがお友だちの物を勝手に使ってしまった時、私たちはつい「それはダメ!」と注意しがちです。でも、本当に大切なのは、「ダメ […]

  • 2024年12月1日

祝・保育士試験合格!用務さんインタビュー

うちの園には用務や保育補助として入職されて、後に保育士資格を取得される方がいます。 今回、今年度に保育士資格を取得された、用務のNさんにインタビューしてみました。 ー用務として園を長く支えてもらっていますが、そもそも保育園で働こうと思ったきっかけを教えてください ずっと主婦をしていましたが、ちょうど […]

  • 2024年11月29日

不適切な保育を生まないための園づくり

先日、大阪府八尾市のこども園のニュースに関連して、保育園での虐待や不適切な保育を防ぐ取り組みについてTBSテレビから取材を受けました。 こちらからは、保育のなかで「子どもの権利」がどれだけ意識されているのか?について話しましたが、残念ながらすべてカットされていました。 これについては、以前もお話しし […]

  • 2024年11月1日

新宿の真ん中に野原をつくろう!

園では今、屋上に野原をつくる計画が進行中です。それは職員からの言葉がきっかけでした。 「公園に行って綺麗なお花が咲いていると子どもたちが取りたがります。可哀想だから取らないでね、と言ってはいますが、難しいですね…」。 もちろん、公園は公共のものだから、勝手に花をとったり枝を折ったりしてはいけません。 […]

  • 2024年10月31日

親子で一緒に育てる自立心:子どもの小さな挑戦を応援しよう

子育ての最終的な目標は、「親の手を借りなくても、自分で生きていける力を育む」ことです。これは高校生や大学生になってから始めるのではなく、幼児期から少しずつ意識していくことが大切です。幼い頃から、子どもが自分でできることを増やしていくことで、自信と達成感を得られます。 10月から始まった保護者面談でも […]

  • 2024年10月1日

ボランティアさんがいざなうお話の世界

一ヶ月に一度、読み聞かせボランティアのOさん、Hさん(みんなのおばあちゃんよりちょっと歳上くらいでしょうか)がきて、子どもたちに絵本を読んでくれています。 「最近の絵本もいいものはありますが、昔ながらのお話も子どもたちに伝えていきたいんですよ」という思いで読み聞かせボランティアをしているとのことで、 […]

  • 2024年9月30日

体力だけじゃない!~運動会で育ついろんなちから~

10月になると、すぐに運動会があります。当園では2歳児クラス以上での実施となりますが、今回改めて運動会について考えたいと思います。みなさんは運動会の目的については、どのようにお考えでしょうか? 園では、運動会をきっかけとして子どもたちに体力をつけてほしいということがあります。ただし、1回きりの「運動 […]

  • 2024年9月2日

あそんでためして大検討~おやこ競技~

いつまでも暑いので夏が終わらないんじゃないかと思ってしまいそうですが、子ども園では10月の運動会にむけてすでに準備が始まっています。 先日、運動会の親子競技を考える職員勉強会を行いました。親子で楽しめる運動遊びをグループそれぞれ出し合って、実際みんなでやってみるという内容です。 親子競技はこれまでク […]

  • 2024年8月30日

小学生が加わって、異年齢保育がパワーアップ!!

当園では夏休み期間中に、毎年小学生がお手伝い保育に来てくれます。今年も小学生が延べ79名ほど、参加してくれました。小学生と園の子どもたちの関わりを見ていると、つくづく「子どもは子どもの中で育つ」ということを実感します。 ともすると私たちは小学校以降の学年(同年齢)をベースにした、クラス単位の集団を当 […]

  • 2024年8月1日

冷房をひかえめにしている理由

猛暑ということばでは語りつくせないほどの暑さが続いています。この暑さはいのちにもかかわりますから、当然、保育園内においても冷房で室温を調整しています。しかしながら、冷房の利いた涼しい室内は大人にとっては快適ですが、これがそのまま子どもの育ちにも良いとは限らないのです。 例えば、赤ちゃんのうちから快適 […]

  • 2024年7月31日

保育士の何気ないスゴいかかわり

今年度の前半、早稲田大学大学院の「言葉の専門家」(言語政策,市民性教育,海外の日本語教育)である福島青史先生(たまたま園長と苗字が同じなのですが、特に親戚というわけではありません)が、すべてのクラスの保育に入っています。 福島先生が先日のコラムで書いて下さったように、うちの保育士の子どもへの関わり方 […]

  • 2024年6月28日

夜泣きは成長のあらわれです

先日、ほし組のお昼寝時間にお手伝いに入った時のことです。寝ていた2歳のHちゃんが、うなり始めたかと思うと突然泣き始めました。泣いているけれど意識はまだ夢の中のようで、体を優しくトントンしたら、落ち着きまた眠りに入ったようでした。 Hちゃんの様子を見て、以前2歳児の担任をしていた時に、「最近、夜泣きを […]

  • 2024年6月28日

子どもへの寄り添いはどうして大事?3つのポイント

食事の前に、子どもが夢中になって遊んでいるが、大人からすると、このタイミングでやられると食事がどんどん遅くなるから、もう終わりにしてほしい…。あるいは子どもと出かけた帰り道、子どもが立ち止まって、何かを見つめはじめた……大人の方は、早く帰りたくて仕方ないのに……。 こんなケースって、子育てをしている […]

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