こたえは~よわむしでした!【わかくさ日記】

2か月ほど前のことだったでしょうか……大きいクラスの子たちと一緒にお昼を食べている時に、なぞなぞを出したのがきっかけで、ランチタイムのなぞなぞを楽しみにしてくれる子が増えてきました。
問題を出すとすぐに「わかんな~い。こたえおしえて」という子が多かったのですが、ヒントを聞いて色々想像し、考えて答える子も増えてきました。

ちょっとひねった問題や言葉遊びの要素も入った問題もあり、はじめは答えを聞いても「なんで?」と聞いてくる子もいましたが、最近は私の方が「なんでその答えなの?」と聞くと、「だって~」ときちんと理解し説明する子が増えてきました。

年長さんを中心に興味を持つ子が多いのですが、最近は、年少、年中の子も参加するようになってきました。先日、年少さんの子が「お化け屋敷に入れない虫はどんな虫だ?」と、お友だちになぞなぞを出していました。 おっ! これはこの間、私が出した問題だぞ! 覚えていたんだ! と思いながら子どもたちのやり取りを聞いていました。すると「どう?わかんない?わかんない?」 と友だちの答えを待ちきれず「答えは……、こわむしでした!」と得意げに言っていました。

が、実は……答えは‘弱虫‘または‘泣き虫‘なのです…… 、きっと、その子の中では、お化け屋敷→怖い→こわ虫に変換されたのでしょう。その答えを肯定しつつも、正しい答えをそっと伝えると、「あっ、そうだった」と照れ笑いをしていました。

なぞなぞの答えを考え、頭を働かせたり、答えがひらめいた時の喜びだったりと、なぞなぞを出す(自分だけ答えを知っている)優越感を感じ楽しんでいるのだろうなと、子どもたちの姿を見て感じました。なぞなぞの問題や答えを考えるのは結構頭を回転させるもの。大人には良い脳トレになりそうです! お家でもなぞなぞ遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。(主任保育士・堀)

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