- 2023年5月31日
子どもが自分でできることを増やしていこう!
各クラスの懇談会で、園の考え方や子育てにとって大事な視点を話しました。具体的には、子どもが自分で物事をすすめていく体験を積み重ね、生活の中で「自分でできることを増やしていく」ことについてです。 園生活では、自分の持ち物は自分でロッカーに入れたり、できる限り着替えを自分でやってもらったりと、自分のこと […]
各クラスの懇談会で、園の考え方や子育てにとって大事な視点を話しました。具体的には、子どもが自分で物事をすすめていく体験を積み重ね、生活の中で「自分でできることを増やしていく」ことについてです。 園生活では、自分の持ち物は自分でロッカーに入れたり、できる限り着替えを自分でやってもらったりと、自分のこと […]
今回は園で大事にしている考え方を、皆さんにも改めて知っていただけたらと思います。 ≪自立・意欲≫ 赤ちゃんの頃から、子どもが自分でできること、自分でやろうとしていることを大切にしています。大人は、子どもがやろうとすることを邪魔しない、「待つ」、「見守る」、「提案する」保育に努めます。 ≪興味・探求心 […]
この4月から、14名の新入園児を迎えました。そこで今回は赤ちゃんの育ちにどんなことが大切なのかを考えたいと思います。 生まれてすぐの赤ちゃんは、視力もまだ弱く、表情もなく、モノの動きや音にもほとんど反応しません。二カ月目ぐらいから、上に吊り下げたものの動きを目で追ったり、人の声かけや音に反応しはじめ […]
「乳幼児期に脳が急速に発達する」という話は、近年ではメディアでも広く取り上げられているので、ご存じのご家庭も多いかもしれません。その影響からか、近年ちょっとした「早期教育ブーム」があるように思います。 しかし、何でもかんでも早くから学ばせればいいわけではありません。大切なのは、それが子どもにとって「 […]
毎年恒例のたいよう組限定のマフラー作り。今年も興味を持った子たちが楽しく取り組んでいます。 1月に入り、マフラー作りを呼びかけると「いつマフラー作りが始まるかって、楽しみに待っていたんだよね!」とSちゃん。 そういえば、Sちゃんは、昨年の年長さんがマフラーを作っているのをよく見ていました。年長になっ […]
少し前の話になりますが…暮れも押し迫る12月後半、ある日の夕方。職員たち7名が、ちょっとした荷物をかついで、いそいそとお出かけしていきます。 実はこの日は、外部で行われる保育研修に参加する日でした。うちの園の保育士たちは、日常の保育から得た経験だけでなく、園の外での専門的な学びを通して、日々の保育の […]
そら・かぜ・たいよう組では、いろいろな素材を使って子どもたちが思い思いの製作遊びを楽しんでいます。年末には「大きくなった会」で使った衣装でファッションショーを行いましたが、年が明けた現在も衣装づくりに夢中になっている子が多くいます。このため子どもたちと相談して、再度ファッションショーをやる予定です。 […]
12月は大きくなった会、クリスマス会と子どもたちにとって楽しい行事が続きました。中でもクリスマス会は、保護者の方がサンタさんとなって、歌や笑いで大いに盛り上がり楽しい会となりました。 例年職員がサンタ役をしてきましたが、子どもたちには声や背格好、靴下の色などですぐ「○○先生だ」とばれてしまっていまし […]
静岡の保育園での虐待事件を発端に、全国で子どもに脅すような言葉を浴びせたり、罰を与えたりするような不適切な保育が明るみになっています。 不適切な保育の背景には、保育士が余裕をもって保育にのぞめていない状況がある気がします。 例えば一人きりで多くの子どもを見なくてはいけない、○時までに子 […]
先日、テレビの取材を受けて、不適切な保育が起こらないためにどんなことが必要なのかをお話しさせていただきました。テレビ放映では、ほんの一部だけの放映だったので、そもそもどんなことが大事なのかを改めて説明しようと思いました。 大切なのは、子どもを権利の主体(一人の人間)としてとらえているかどうか、という […]
一か月ほど前のことになりますが、いろんなクラスとお散歩に行く機会がありました。 たいよう組とにじ組のお友だちと一緒にお散歩に行った時のこと。たいよう組のWくんが「先生、みて!カマキリ見つけた!」と見せに来てくれました。そういえば昨年、Wくんはカマキリの卵を子ども園に持って来てみんなに見せてくれていま […]
子どもの手は、でたらめな動きから、徐々に食具を口に持っていくような制御ができるようになり、3歳くらいの頃には手をうまく動かしながら服の脱ぎ着ができるようになるまでに成長します。 「眼は口ほどにものを言う」ではありませんが、言葉がまだ十分に使えない子どもにとって、「手は口ほどにものを言う」気がします。 […]
少し前から、そら・かぜ・たいよう組の積み木コーナーにあたらしい積み木を導入しました。ビー玉が通る溝が彫られた、クーゲルバーン(ドイツ語で”球の道”の意)というジャンルの積み木型玩具です。欧米圏ではポピュラーな幼児向き知育積み木の一種です。 その中でも、今回導入してみたCubo […]
うちの子ども園で大事にしたいことは、「一人ひとりが楽しく生活できること」と「一人ひとりの楽しみが大人や子ども同士の関わりの中でもっと楽しく豊かにしていくこと」です。 そのために子どもたちの興味をひき出すコーナーの環境をつくり、一人ひとりの「好き」や「楽しさ」が見つけられるよう工夫しています。これにつ […]
※閲覧注意!お子さんには読ませないでください。 ♪おばけなんてないさ おばけなんてうそさ ねぼけたひとが みまちがえたのさ~♪ この歌はご存じですか?これは子どもたちの好きな“おばけなんてないさ”で、日頃から絵本で読んだり、歌を歌ったりして親しんでいます。 8月の誕生日会でのこと。この日の出 […]
子どもは私たちが教育しなくても、自発的な活動の中で自然にいろいろなことを身につけていきます。例えばハイハイをしていた赤ちゃんはある日つかまり立ちをし、やがてよちよち歩きをするようになり、1か月後には歩いていたりもします。あるいはついこの間まで言葉がでていなかった子が、1か月後には突然2語文をしゃべっ […]
この8月には、小学1年生から4年生の卒園児たちが、小さな先生として子ども園にやってきました。卒園して以来、久しぶりに来園する小学生も多く、初めは緊張気味の卒園児でしたが、時間が経つにつれ、子ども園にいた頃と変わらない姿を見せてくれるようになりました。そんな卒園児の姿を見て、職員たちも懐かしさを感じ、 […]
私も子どもがいるのですが、小さい頃は本当によく体調をくずしました。保育園に預けていて、園からの電話は突然の予定変更を余儀なくされたので、本当にびくびくしていました。しかし考えてみれば、子どもがかぜをひくのは当たり前です。 赤ちゃんは無菌状態で生まれ、生後3か月ごろまで母親からもらった免疫に守られて、 […]
この8月、卒園児の小学生たちによる「お手伝い保育」を初めて実施します。夏休みの間、卒園児には小さな子のお世話をしたり遊んだり、「ちいさな先生」体験をしてもらおうというものです。 これはずっとやりたかった取り組みなのですが、ここ数年の感染症流行の状況では、なかなかできず……。今年こそ思い切ってやってみ […]
民主的な社会を形成するにあたって、大切なのは「違った考えを持った人々と話し合いを進め、合意形成をつくる(納得解を導き出す)」ことだと言われています。しかしこれはは大人社会だけのことでなく、子ども社会や子どもの成長過程においても大事なことだと考えています。 先日子どもたちが水遊びをしている時に、地面の […]