※閲覧注意!お子さんには読ませないでください。
♪おばけなんてないさ おばけなんてうそさ
ねぼけたひとが みまちがえたのさ~♪
この歌はご存じですか?これは子どもたちの好きな“おばけなんてないさ”で、日頃から絵本で読んだり、歌を歌ったりして親しんでいます。
8月の誕生日会でのこと。この日の出し物はひかる組の先生たちが制作した映像の鑑賞会でした。
“おおくぼわかくさこどもえんに だれかがあそびにきたよ“のテロップのあと、おばけなんてないさの曲ともにやってきたのは、なんとおばけでした!
おばけが、カードをもって登園してきている! おばけが、おままごとで遊んでいる!
おばけが、絵本コーナーで本を読んでいる! おばけが、お昼寝(お夜寝?)している!
いつも過ごしている部屋に、夜になるとおばけが楽しそうに遊んでいる映像を見て、子どもたちはかなり衝撃を受けて、にわかにざわつき泣き出す子もいました。たいよう組のD君はしずく組の弟のRくんのベッドにおばけがお昼寝しているのを見て「Rくんがおばけになっちゃう!」と本気で心配していました。
よほど印象的だったのか、これでお終いとはなりませんでした。3歳以上のクラスでは誕生会の後もおばけの話でもちきりです。おばけはどこにいるんだろう?屋上かな?どうやったらまた来てくれるかな?
絵をかいてみる?おばけになったら来てくれるかも!じゃあ、おばけのかっこをしておばけを呼ぼう!と話がもりあがり、ビニール袋やテープや折り紙などを使って思い思いのおばけに変身していました。上手におばけの絵を描く子もいました。
そんな子どもたちに会いに後日おばけがまた園にやってきた!という設定で、急きょ私がシーツをかぶっておばけ役をやりました。足が見えないように歩くのが難しかったですが、どうにかばれなかった(かな)。
映像を制作したひかる組の先生たちは、子どもの好きな絵本のおばけが実際園に来たらおもしろいかも!と、自分たちも楽しみながら撮影していました。予想以上の反響に驚きつつ、子どもの遊びにもつながっていく様子がみられてうれしかったようです。
おばけなんていないさ、だけどやっぱりいたらちょっとこわいな。こわいけど、会ってみたいな、とまさに歌の通り。自分たちの知らない別の世界にどきどきワクワクする子どもたちの様子が見られた日でした。
ということで、裏話はお子さんには内緒にしておいてくださいね。(副園長・大平)