祝・保育士試験合格!用務さんインタビュー

うちの園には用務や保育補助として入職されて、後に保育士資格を取得される方がいます。
今回、今年度に保育士資格を取得された、用務のNさんにインタビューしてみました。

ー用務として園を長く支えてもらっていますが、そもそも保育園で働こうと思ったきっかけを教えてください

ずっと主婦をしていましたが、ちょうど子どもが中学生になるぐらいで、手が空いてきたこともあって。家事を生かせるお仕事を探していたところで、ご縁がありました。

ー実際に保育園で働いてきて、どんなことを感じましたか?

自分の子どもを育てているとき以上に、園の子どもたちもかわいい!と感じます。
私が入職したときが、ちょうど今のたいよう組さん(年長)が、ひかる組さん(1歳児)ぐらいの頃でした。小さい頃にお着替えなども手伝ったりしてきた子どもたちが成長して、今では自分からいろいろなことに取り組んで、毎日生活しているのをみて子どもの育ちってすごいな!と思うことが多くて。いろんな子がいて、いろんな個性があることに驚き、とっても面白いなと思います。

ー資格をとろうと思ったきっかけは何ですか?

園の仕事以外にも、知人の伝手で大学の研究室の事務仕事なんかも手伝っていましたが、やっぱり子どもに関わる仕事って楽しいな、と改めて思いました。そこで、保育士の資格をとったら、また広がりがあるかなと感じて勉強を始めました。

ーお仕事しながらの勉強は大変だったのでは!?

昨年の夏ぐらいから、テキストと問題集を買って独学で勉強しました。すきまの時間で少しずつ勉強してきたので、学科の方はそこまで大変ではなかったのですが、一番不安だったのは実技試験です。特に絵画の科目に自信がなかったので、毎日描いて練習するようにしていました。保育室の中で子どもが遊んでいるとか、園庭や公園で遊んでいるかなど、出題されそうなテーマを想定して練習していたので……合格できてホッとしました。

ー今後の目標や意気込みを聞かせてください

今、ちょっとずつ保育に入らせてもらう割合も増えてきて楽しいですし、充実しています!むしろ私の方が子どもたちに教わることが本当に多いので、引き続き子どもたちとふれあいながら続けていけたらと思います。

保育士資格の取り方

専門学校、短大・大学に2~4年間通って卒業するか、国家試験に合格するかのどちらかで取得できます。試験の場合は保育原理、教育原理や栄養学、社会福祉など幅広い学科9科目と、実技の2科目(ピアノ、絵画、素話から選択)に合格する必要があります。合格率は例年2~3割程度。(構成・伊藤)

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