こだわりの給食、その裏側は……?【わかくさ日記】

私たちの園の自慢のひとつは、おいしい給食です!給食やおやつの時間を楽しみにしている子も多いようです。

ひと月のうち前半、後半で同じ献立にしています。前半が終わる月の中ごろに給食会議が開かれます。

そこでは、厨房の先生とクラス担任が集まって子どもたちの食べ具合や給食の様子を振り返ります。改善点があれば、後半の給食で改善して提供するようにしています。

ある会議の時「かぼちゃの煮物ですが、見た目で食べようとしない子が何人かいました…」という意見が上がりました。すると厨房の先生から「かぼちゃの見ため、素材の味も知って欲しいのであえて形を残していきたいんです」という回答が返ってきました。

いかに食べてもらうかだけではなく、食材そのものを知って欲しいという厨房の先生の思いが伝わってきました。このように厨房の先生たちは、子どもたちに質の良い給食をおいしく食べてもらうために工夫し改善を重ね続けています。

離乳食から特別食まで多い時には6パターンの調理をこなす厨房。決まった時間までに安全に食事を提供しなければいけないので先生たちはいつも緊張感をもって調理にあたっています。大変だけど、子どもたちからの「おいしかったよ!」という声やたくさん食べてくれる姿に喜びとやる気をもらっていると話してくれました。

表に出てくることは少ない厨房の先生たちですが、子どもの成長を厨房からいつも見守り支えてくれています。(主任保育士・堀)

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