子育ておしゃべり会「たまには親だけで話しませんか」【わかくさ日記】

先日「子育ておしゃべり会」を開催しました。子育て支援を目的とした初めての企画でしたが、今回は6名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

前半は「子どもの声掛けどうしていますか?」というテーマで話しました。「いつも子どもの良いところたくさん言ってる!」と元気に話すお母さんは、子どもは自分とは違う個性としてみるようにしていますとのこと。大事な視点ですね。

「手伝ってくれて助かったよ、ありがとう、うれしい」など、親の気持ちを言葉にして伝えているという方もいました。お子さんも「これやるとうれしい?たすかる?」などと言うようになったと話してくれました。このような声掛けで少しずつ相手を思いやる気持ちが芽生えるのだと思いました。

みなさん、いろいろ工夫してお子さんに前向きになるような声掛けをしているようです。

しかし、そうはいっても平穏なときばかりではないのが子育てです。子どもがいうことを聞かなかったり、イヤイヤがはじまると、うんざりすることもあると思います。

後半のフリートークでは、「子どもにかっとしてしまうとき、どうしていますか?」という、参加者からの質問でもりあがりました。

「イライラの気持ちを違うもの(こと)で紛らわす」「最初は自分がおこっていたような場合で、父親がおこる姿を見たら冷静になれる。」「夫婦でいっしょになって怒らないようにしている。」などなど。
司会からは「あれもこれも言われても手は3本ありませーん!」と開き直るやり方を教えていました(笑)。ほかには「おこったあと、落ち着いたときに理由を話す。」など、なるべく感情的にならずに、子どもと向き合っている姿がうかがえます。

他にも子どもと“一緒に行くのにどこのレストランがいい?”とか、“普段どこで遊んでいます?”など、子育ての情報交換に花が咲きました。

1時間半ほどの短い時間でしたが、親だけのお茶会もいいですね、なんていいながら和やかな雰囲気で過ごすことができました。

違うクラスの方とも横のつながりができて、普段あったときに挨拶したり、最近どうですか、と話ができる関係が築けるとよいなと思います。次回もまた企画していきますので是非ご参加ください。

さて、来週は「夕涼み会」です。コロナの影響で去年おととしと保護者参加が見送られていました。今年は時間や人数制限を設けての開催となりますが、園庭、屋上を利用して親子で楽しめるよう、係を中心に準備を進めています。また、そら・かぜ・たいようの子どもたちが協力しておみこしを制作しています。当日展示しますのでこちらもお楽しみに。(副園長・大平)